コロナはまだ終わらない…ママライターが伝える「感染拡大中の育児の実態」

1児のママでもあるライター・かわむらあみりがお届けするコラム【ママライフばんざい!】連載第37回は、まだ終わりが見えないコロナ禍の影響を受けるママたちの状況をお届けします。

1. 園や小学校が休みになり困るママ 

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新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか「まん延防止等重点措置」の対象地域も増えて、10代以下の子どもたちの感染も広がっているようです。お子さんのいるご家庭では、まず大人が感染しないこと、そして知らずに感染して子どもにうつさないなど、気を配るママやパパも多いはず。

そんななかで、お子さんの通う保育園や幼稚園、小学校のクラスにひとりでも感染が確認されると、まわりの子どもたちも濃厚接触者となり登校禁止になるなど、集団感染を避けるための影響が拡大してきているようです。筆者のまわりでも、「会社の先輩のお子さんが通う小学校が突然学級閉鎖になった」など、休園や学級閉鎖の話を度々耳にするようになってきました。

事前にわかっていれば子どもの預け先をきちんと確保できることもありますが、本人が感染していなくても、園や学校の状況によっていきなり休みとなってしまうため、準備ができなくて困るママが続出。はやくコロナ禍が収束することを祈るばかりです。

2. いきなり「濃厚接触者の疑い」になってしまったママ 

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外出自粛が続くいま、感染者が増加することにともなって、濃厚接触者も増えています。たとえPCR検査をして陰性で無症状だったとしても、一度濃厚接触者に該当してしまえば、自宅待機を余儀なくされてしまいます。

濃厚接触者の定義といえば、現時点では陽性者の同居者、マスクなど適切な感染防護をせずに陽性者と接触した人などいろいろな線引きはありますが、身に覚えがないのに保健所から突然連絡が入ると驚いてしまうこともあるかもしれません。

今年に入って、休園となる保育園が相次ぎ、過去最多となったといわれていますが、まわりのご家庭でも「子どもの通う保育園が休園になった」というママや、「子どもが濃厚接触者とされる人と接触して自分も濃厚接触者の疑いが出た」という話も。

PCR検査で陰性であればひとまず安心ではあるものの、のちの再検査で陽性になるケースも少なくないようで、ここまで感染拡大が続くと、いつどこで誰が感染してもおかしくありません。引き続き、ママはもちろん、子どもら家族全体で、厳重な感染対策を行いたいものです。

3. リモートワークも滞るママ 

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今年に入って、全国でオミクロン株による第6波が懸念される状況で、子どもたちが通うところがいきなり休園したり学級閉鎖になったりと、仕事を持つママは頭の痛いところ。急きょ子どもの一時預かり先を探すために奔走することとなり、それを見て戦々恐々としているワーママも増えているようです。

ここにきてあらためて保育園のありがたさを実感するワーママや、外部の預け先が見つからずに急きょ両親を頼って子どものお世話をしてもらうことにしたワーママなどさまざま。

とはいえ、お子さんの年齢によって、そこからさらに違いがあるようです。自身の勤め先も在宅ワークが可能となり、かろうじて自宅での子どもの見守りができて安心するワーママでも乳幼児の場合は手がかかるため、リモートワークが滞ってしまうことがあります。

混乱してしまうママもいるかもしれませんが、世界的にコロナ禍となる今、自分だけではなくみんな同じだと思って、なんとかこの状況を乗り切っていけたらいいですよね。

新型コロナウイルスの感染状況や防止策、定義などについての詳細は、その都度きちんと厚生労働省やお住まいの都道府県のサイトなどの最新情報を見て、確認しておくと安心です。みなさんが健全なママライフを送れますように。

文・かわむらあみり

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