じわじわくる違和感…距離を縮めたくないママ友の特徴
1児のママでもあるライター・かわむらあみりがお届けするコラム【ママライフばんざい!】連載第38回は、仲良くなれそうでやっぱりなりたくないというママのエピソードをお届けします。
1. やたらと意見を合わせてくるママ友
【ママライフばんざい!】vol. 38
お子さんのいる家庭では、何かしらママ同士の交流がありますよね。もちろん明らかに悪態をつくようなママ友はNGですが、じわじわと違和感を覚えてしまうようなちょっと合わないママ友も存在します。今回は、そんな一見仲良くなれそうでなれないママ友の特徴をご紹介します。
学生時代から、なぜかグループを作りたがるタイプの人って、いますよね。ひとりで行動できないわけではないのでしょうが、例えママになったとしてもその手の女性は、ママ友同士でもなるべくたくさんのママたちと一緒にいたがることが多いのです。
ママ友グループでたわいもない話をしていると、「うんうん、そうね」と、他のママ友の話にその都度肯定的なあいづちを打つママ友がいました。誰の意見にも「わかるー!」と共感する返事をしているようで、「じゃあどう思うの?」と聞くと、とくに自分の意見はないのだそう。
そのママ友を見ていると、どうやら“とりあえずまわりに合わせておけばそれでいい”という、本当の意味での共感ではなく、ある意味投げやりな意味での意見合わせなんだな、とすぐバレてしまうのです。こちらが発言したことになんでも「いいよ」「そうだね」「わかるー!」としか言わないなんて、なぜでしょう。まわりのママ友たちのおしゃべりの気力を削いでしまうため、一見仲良くなれそうなのに、深入りできないママ友ともいえます。
2. 子どもそっちのけで平気なママ友
よくあるのが、幼稚園の帰り道に一緒になるママ友同士で近くの公園へ行って、子どもたちだけで遊ばせておいて、ママ同士は子どもそっちのけでペラペラとおしゃべりに夢中になっているということ。日頃、家事や育児でストレスが溜まることもあるでしょうから、ストレス発散になっていいのかもしれませんが、まだ幼い子ども同士、いつどんな動きをするかわかりません。
案の定、子ども同士でケンカになったり、思わずぶつかったり、「ママ〜!」と泣いて呼ばれて初めて、子どもの異変に気づくママ。なかには、それさえスルーして、ママ友に「子どもが呼んでるよ」と注意されてハッとするという、自分のことしか考えられないママもいます。
ときどきとりあえずママ友交流の場に参加すると、やっぱりいるんですよね、子どもは放っておいて平気なママ。そんなママにつかまったらもう大変。こちらは子どもを放っておいても平気ではないため、相手の能天気さに引いてしまいますが、日頃の付き合いの手前ハッキリ言うこともできず。なかなか疲弊してしまうママ友グループの付き合いは、ダメージ大なのです。
3. 自分の話をしたがるママ友
みんながみんな気の合う人たちばかりじゃないとわかっていても、大人になると、仕方のない付き合いって、出てきますよね。ママ友の中には、強力にマイペースなタイプもいます。そう、自分のことばかり話したがるママ友もそうです。
そんなタイプのママ友と一緒にいなくてはいけないときは、ふたりでいて、ひたすら聞き役にまわって、キリのいいところで「そろそろ夕飯の用意が…」と退散。ママ友グループで集まっているときは、さすがに自分の話ばかりする時間もないかと思いきや、自我が強いママ友は、人数の多さにひるみません。
そこに何人ママ友がいようとも、時には人の話を遮ってまで「それでうちの場合はねー」とか、「ねえねえ聞いてよぉ」と、割り込んで話に入ってくることもしばしば。付き合わされるこっちの身にもなってくれ…と、ウンザリしてしまうのでした。一見、親しみやすそうに思えて、絶対に距離を縮めたくないママ友。そんな人に会ったら、全速力で距離を取りましょう!
わずらわしいことに巻き込まれず、みなさんが心穏やかに、すてきなママライフを送れますように。
文・かわむらあみり
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