男に縁がない…恋愛へ発展しない女性に「ほんの少し足りないもの」
婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第16回は、婚活していると出会う同性についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活女性3選」その3をお届けします。
1. 社交辞令を本気にする女性
【結婚引き寄せ隊】vol. 16
恋愛したくても、結婚したくても、まったく男性と縁がない環境にいる女性はたくさんいます。出会いを探して行動してみるものの、なぜか縁を遠ざける行動を知らずのうちにとってしまう女性も。
そんな女性たちだからこそ、うまくいくようにがんばってほしいという思いを込めて、婚活中に見聞きした恋愛下手な女性のエピソードを3つご紹介します。
ひとりめは、あまり自己主張をしないタイプで、まわりの人の意見に合わせることが得意な女性でした。いつも穏やかな印象で、ほかの人の話を「うん、うん」といつも聞いているところがあったのです。
ある日、その女性が悩んでいるようなので話を聞くと、「職場の男性から言い寄られて困っている」というので、「モテていいね」などと話していました。
ところが、よくよく話を聞いてみると「今度食事でも!」とあいさつしながら言われたから「そうですね」と返事をしたものの、「その後一向に食事に誘って来ない」と何か月も悩んでいます。食事に誘われるのは、だいたいが挨拶するときだそうで、「お疲れさま、食事でも行ったら元気になりそうだね」という軽い感じだとか。
それはつまり、社交辞令で言っていたのではと推測。なぜなら、本当に気になる女性からOKの返事をもらったら、それを何か月も放置する男性はいません。
相手の話に合わせてしまうその女性は、なんでも信じてしまうピュアさが、あやうさでもあるものの、魅力でもあります。
社交辞令ではなく、本当に彼女を大切に思う男性と出会えれば、きっとその後の展開はスピーディーなのだろうと思ったのでした。
2. あと一歩が踏み出せなくてチャンスを逃す女性
その女性は、頭の回転が速く、なんでもテキパキとこなせるタイプでした。いわゆるキャリアウーマンのその女性は、仕事ではバリバリと働いていて、男勝りな印象も。
さぞかし恋愛も充実していると思いきや、それはオフィシャルな場面だけだったようで、プライベートではまったくと言っていいほど、男っ気がありませんでした。どうやら仕事や勉強のように自分が頑張れば成果が見えるものは得意なものの、相手の気持ちに左右される恋愛は苦手な様子。
だからなのか、飲み会に行っても、婚活をしても、もうちょっと踏み込んだら相手の男性がなびきそうなところで引っ込んでしまいます。ビジネスならスラスラと話ができるのに、プライベートでの男性との会話では、何を話していいのか困ってしまうというのです。
そんなところを奥ゆかしく感じる男性に出会うか、仕事のように恋愛でも場数を踏んで男性に慣れるしかないため、とにかく練習だと思って、飲み会にたくさん行くことを友人たちはすすめていました。
公私のギャップがメリットでもあり、デメリットでもあるものの、もともと頭の回転が速い女性なので、コツさえつかむときっとすぐ結婚しそうだなと思ったのでした。
3. フレンドリーすぎて本命のいる男性の誘いに乗る女性
その女性は、すらりと背が高く、すっきりとした顔立ちの美女。男女問わずフレンドリーに接するところがあって、「彼氏が途切れたことがない」と言っていました。
ただお酒に弱くて、すぐに酔っぱらって、彼氏以外の男性にもハグをしてしまうような距離感の近さがあり、その女性の友人たちは彼女に注意していることもあったようです。
ある日、飲み会で酔っぱらってしまったその女性は、いつものように隣りにいた男性にしなだれかかってしまいました。その後その男性といなくなり、後日話を聞くと、「彼女がいるけど別にいいよね、俺らも仲良くなろう」と言われてついていったのだとか。
酔ったからこその失敗談なのかと思いきや、「その後も定期的に会ってるし、2番目って気楽でいいねー」とあっけらかんと話していました。もちろんそのときその女性にも彼氏がいたわけですから、なんとも複雑な四角関係。
フレンドリーなのはいいのですが、いきすぎるのは困りものです。同じようにオープンマインドな彼氏か、外国人の彼氏ができると、きっとうまくいくのかもしれないなあと思ったのでした。
婚活していると、こんな普段の生活では会わないような人たちに会うこともあるかもしれません。恋愛でいろいろと大変なこともあるかもしれませんが、最後には立ち上がって、幸せな未来を手に入れられるよう応援しています!
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