もっとアソコをゆるめて…彼氏ができない「残念な女性たち」3選
婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第37回は、婚活中に見聞きした、ちょっと残念な女性たちのエピソードを3選お届けします。
1. おごられたい女性
【結婚引き寄せ隊】vol.36
婚活をしていると、同じように頑張っている女性に出会うことがありますが、そのなかでもあるパーティで知り合ったOLのAさんとは、初対面のときから話しやすい印象を持ちました。同じ婚活パーティに参加していながら、Aさんも私も不発だったことや近くにいたこともあって、その後も会う機会がありました。
Aさんは、「貯金が趣味なんです」という堅実な女性。それほど多くはないと話すものの、毎月のお給料から少しずつ、しっかりと貯金をしているのだそう。ブランド品などにもあまり興味がないそうで、「必要最低限のものだけで暮らせるから」と言います。
そんなしっかり者のAさんは、妻にすると家計もちゃんと管理してくれるタイプでしょうし、結婚相手もすぐ見つかりそうだと思っていましたが、「ケチな男はお断りしてる」という発言が。どういうことなのかツッコンで話を聞いてみると、とにかく自分にお金をかけてくれる男性が好きなのだとか。
最近婚活で知り合った男性が「おごってくれなかったから切った」と言っていて、一緒に食事をするならそのお金はもちろん“男性持ち”、ふたりでどこかに出かけたらそのデート代ももちろん“男性持ち”というポリシー(?)のもと相手探しをしているのだそうです。
貯金をしているのも将来のためだそうですが、「婚活でお金を使いたくない」というのが本音なのだとか。確かに、お金は大事ですが、将来のパートナーを見極めるのに、極端すぎるハードルがあると相手探しは大変だろうなあとAさんを見て思ったのでした。
2. 占いで決める女性
宣伝の仕事をしているBさんは、明るくて話し上手な女性。その明るさで男女ともに知り合いが多いのですが、それは「恋愛が絡まない関係だから気楽」なのだそうで、人の恋愛相談にのることもあるものの、「自分自身の恋愛ではまったくもってうまくいかない」と言います。
もともと女子校育ちで男性にあまり慣れないまま大人になったとかで、好きな人と長い時間一緒にいることを想像するだけで、どうしていいのかわからなくなるのだそうです。そんなときに、ひとりでこっそりとやってみるのが、好きな人との相性占い。私も大の占い好きなので、Bさんとは占いの話でけっこう盛り上がりました。
ただ、よくよく話を聞いていくと、Bさんは「いいなと思った男性がいたけど、占い結果で相性がイマイチだから会わなくなった」とか、「占いたいから、知り合ったらすぐに男性に生年月日と血液型を聞く」と言うのです。占う占わないに関わらず、相手の誕生日などは知りたいところではありますが、聞くタイミングもあるかと思うものの、Bさんはそのあたりの空気は読みません。
それに、ひとつの相性占いでよくない結果が出たとしても、占いといえば東洋、西洋、その他たくさんの種類があるので、同じ相手でも結果が違うことになる場合もありますが、Bさんの場合は自分が気に入っているひとつの占いだけの結果のみを信じている様子。
せっかくなら、いろいろな占いで相性をみてからでも遅くないのになと思いながらも、「相手探しが難しい」と話すBさんなりの男性選抜の方法が、もう少しゆるくなるとうまくいくのではないかなと思ったのでした。
3. 若作りしすぎる女性
婚活友達が開いた女子会で知り合った、企業勤めのCさん。「仕事も好き」と話すCさんは、ばりばりと働くキャリアウーマンだからこそ、「会社では指導係になっちゃって、プライベートで会いたい男はいない」ときっぱりと断言していました。
そんなCさんと同じ婚活パーティに参加することになったのですが、会場に着くと、あれれ? 女子会ではパリッとしたシャツにタイトスカートという格好をよく見ていたのに、そこにいたのはピンク色のひらひらしたフリルのついたふんわりしたブラウスに、女子大生が着ていそうな甘めのミニスカート姿のCさん。
そのときはたまたまなのかと思いきや、また別の婚活パーティでは、パステルカラーの上下で、けっこう短めのスカートを履いていました。
これは婚活用のファッションだと確信し、Cさんにそれとなく聞いてみると、「だって、いつの時代も男性ウケがイイのは、女子大生っぽいとか、女性らしいファッションでしょ」と即答。
いや、確かに、女性らしいファッションが好評だとは思うものの、Cさんは会社用の凛々しいファッションのほうが美しい感じが伝わりそうなのになあと、それにだいたいの年齢によってまた、似合う服は変わってくるのでは……と思ったのでした。
男性ウケするファッションとされていても、似合っていないと魅力が半減してしまうこともあるかもしれません。Cさんを見ながらも、自分自身もその年代なりの格好をしようと思ったのでした。
恋活や婚活をしていると、男女ともに、いろいろなタイプの人たちに出会うこともあります。くれぐれも、みなさん素晴らしい恋をしてくださいね。
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