ガチで最低…! 約1000人の男性と婚活した女性が出会った「近寄りたくない男性」3選

婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第84回は、婚活していると出会う“男性”についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その28をお届けします。

1. 気づくとついてくる男 

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【結婚引き寄せ隊】vol. 84

それは20代と30代がメインの婚活パーティに参加したときのこと。とはいえ、ガチガチに結婚を目標にする人だけではなく、食事をしながら気の合う仲間を見つけたい人や、男女問わず知り合いが増えたらいいなというカジュアルな感じの場所でした。

いわゆるお見合い的な要素がないからか、参加している男女ともに、リラックス。食事も進んで、和気あいあいと楽しい雰囲気のなか、時間ごとにテーブルについたグループを入れ替えて会場すべての人たちと話せるというシステムでした。

そんな和やかな場だったからこそ、いろいろな職業や年齢の人たちと連絡先を交換。良い出会いがあればいいなと思いつつも、単純に知り合いの輪が広がるだけでも、その先でまた運命の出会いもあるかもしれないと期待して、盛り上がりながらもお開きとなりました。

最後に一緒になったテーブルで、20代の男性から「家はどのあたりですか?」「お仕事は?」など、質問攻めになり、応えつつもその勢いに少したじろいだ私。お開きになったので、帰ろうとすると、「送っていきますよ」とその男性が申し出てくれたのですがやんわり断り、駅へと向かいましたが……。

ふと気配を感じて振り向くと、後ろにその男性の姿が! でも駅まで同じ道を行くのかなと思い急ぎ足で歩く私。途中の道で雑貨店を見つけ、お店で雑貨をいろいろと見たあとに、駅へ歩くとなんだかまた気配がします。振り向くと、わっ! あの男性が……。

そのまま駅へ行っていたら会わないはずなのに、雑貨店から出てくるのを待っていたのか、またもや後ろを歩く姿にゾッとしてダッシュで電車に乗車。その日はやたらと背後を気にしたものの、さすがに家まではついてきませんでしたが、気づくとついてきているというのも怖いものだと体感。家はどのあたりか聞かれた際、路線だけ話したのですが、最寄り駅まで言わなくて良かったと思ったのでした。

2. 点数をつける男 

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それは、おもに30代の男女が集まる飲み会に参加したときのこと。すでに別の場所でお酒を飲んできちゃった、というお酒好きなサラリーマンの男性と近い席になり、「お酒が好きなんだけどけっこう酔いがまわりやすいんだよね」というその男性は、のっけからハイテンション。やれやれと思いつつも、まあ楽しい場になるならいいか、と思っていました。

しかし、そう思ったのも束の間、すぐ後悔することに。まずその男性は、横に座っていた女性に「なんかイマイチなメイクしてるねー」と口走って席を立たれていました。酔っているからか、もともとの性格もあるのかわかりませんが、初対面なのに失礼だな……と、向かいの席にいた私は内心思っていたら、「ちょっと!」と突然こちらに矛先が向いてくるではないですか。

へ? と思いながらその男性を見ると、しばらく私の顔を見た後、「……65点ぐらいか……」とつぶやきワインをぐびっと飲み干しています。咄嗟のことに頭がついてきませんでしたが、どうやら私を採点しているのか? でもそれを問いただすほどの距離感でもなく、そうだったとしても不愉快になるだけなので、すぐにその席を立ちました。

その後ちらっとその男性がいたテーブルを見ると、しばらくひとりで飲んだ後、ゴキゲン状態のまま「お先にー!」と帰っていきました。あの人は、出会いを探しに来ているんじゃなくて、ただ単にお酒が飲みたかっただけかと、いろんな人がいるわーとつくづく思ったのでした。

3. 本当はモテる自慢の男 

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それは30代から40代が集まった、立食の婚活パーティに参加したときのこと。飲み物とおつまみが用意された会場では、自分で自由に行き来しながら、目当ての人と話すことができるスタイルでした。

オレンジジュースのグラスを手に、とりあえず近くで談笑しているグループに入ることにしました。そこには数人の女性が、黒のスーツ姿でビシッとキメている40代前半ぐらいの男性を囲んで話しています。「エリートなんですね」と横の女性に声をかけられ、「いやあ」と言いながらも否定も肯定もしない男性。

どうやらエリートの男性を囲む女性の輪に入っちゃったかな、と思いながら話を聞いていると、気分を良くした男性はテンションが上がってしまったのか、「こうしてパーティに参加していますけど、実はけっこう女性から好きになられることが多くて」という話が始まります。

そのうち「本当はこんなパーティに来る必要もないんですけどね」と、パーティ参加者を全否定するような調子乗り発言をする男性。最初から話を聞いていないのでなんともいえませんが、その男性の年収が高いからいいのか、エリートだから許されるとしているのか、他の女性はそのコメントを聞いても「やっぱりそうですよねえ」と普通に応えてキャッキャとしています。

しばらく自慢話を聞きながら、こういう男性をパートナーにしたくはないなあ、と感じてすぐにその場を離れました。でもその男性は変わらず女性に囲まれていたので、きっと条件が良い人なんだろうなあと横目で見つつ、別の輪へと切り替えたのでした。

婚活していると、さまざまなタイプの男女に会うこともあるかもしれません。くれぐれも、みなさんもお気をつけて、自分にとっての良縁をつかんでくださいね!

文・かわむらあみり

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