いつの間に住所を!? 約1000人の男性と婚活した女性が出会った「ゾッとした男性」3選

婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第125回は、思いがけない相手に好意を持たれて、行き過ぎた行動をされて「ゾッとした」という女性たちのエピソードをお届けします。

1. 気づくと後ろにいる 

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恋活や婚活、職場など、さまざまなところに出会いのもとがあります。自分が思いを寄せることもあれば、逆に、思いがけない人が自分に好意を寄せていたということもありますよね? そんな思いがけない相手に好かれ、さらには行き過ぎた行動にゾッとしたというひとつめは、“気づくと後ろにいる”というお話。

Aさんは、出会いを求めて、婚活パーティに参加しました。そのパーティではフリータイムが多く、自由に会場にいる男性たちと会話することが可能。がんばってパーティに参加したものの、Aさんはどちらかというとおとなしい性格で、なんとか男性たちと挨拶まではできても、そこから先はほぼ聞き役にまわっていたそうです。

パーティも半ばに差し掛かった頃、Aさんは、どのグループの男性と話していても、振り返ると必ず後ろに立って一緒に話を聞いている男性の存在に気づきます。最初は「偶然かなあ…」と思っていた、Aさん。でも、トイレに行って会場へ戻ろうとしたときに、なんとトイレの前でその男性がAさんを待ち伏せ。唖然とするAさんと目が合うと、ニヤッと笑って、Aさんの後ろをついてくるのです。

怖くなったAさんは早足で会場へ戻りましたが、他の男性と会話していても、やはり後ろにいる男性。間に割って会話に入るでもなく、積極的にAさんに話しかけてくるでもなく、ただただ後ろに立って、ジッと見つめてくる男性に「心底ゾッとした」というAさんなのでした。

その後帰宅するときは、何度も後ろを振り返りながら帰って、すごく疲れたそうです。このときはその場だけの出来事で済みましたが、初対面同士でどんな人がいるかわからないため、用心するに越したことはありません。

2. なぜか住所を知られていた 

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Bさんは、転職したばかりの会社に早く慣れようとがんばっていました。婚活の女友達同士で集まったときは、同世代の男性はいるけれど恋愛対象になるような人がいないと嘆いていたBさん。だから、プライベートではやはり婚活しなきゃという話をしていました。

でもあるとき、Bさんが職場の飲み会に参加した際、同じ部署の男性とツーショットになる機会があったのだとか。その際、「仕事には慣れた?」と聞かれて「なんとか」と応えながらも、次に「◯◯◯に住んでたら、出勤するときも電車が混んでるよね?」と、具体的な町名まで言われたそうです。話しながら、どこに住んでるって話したかな…? と記憶を辿っていたBさん。

すると、その男性は「住んでるのってマンションでしょ、オートロックなのかな?」などと、聞いてきたそう。ギョッとして、「なんでそんなこと聞いてくるんですか!?」と聞き返すと、ちょっと聞いただけだろと逆ギレされたのだとか。怖くなって、飲み会では一気にテンションが下がったそう。

後日職場の別の女性に相談したところ、その男性は、毎回新しく入ってきた女性の住まいや好みを本人やまわりの人たちに探りを入れて調べたり、時間があるときは女性の帰宅時についていったりするような人だそうです。本人は、職場に来た新しい人を守るためにやっている、という謎理論を展開していたらしいのですが…。Bさんは、上司から男性に注意してもらい、その後は踏み込みすぎるプライベートの詮索はなくなったのだとか。

でも何も非はないBさんは、なぜか居心地が悪い感じがして、結局はその職場もやめてしまいました。その男性はギリギリのところで話が通じる相手だったのかもしれませんが、ストーカー気質の男性には、くれぐれも気をつけたいところです。

3. 勝手に仲が良いと言いふらす 

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Cさんは、ご両親がお酒が好きだったそうで、自分自身も大人になると自然と飲むのが好きになったという女性。趣味のジョギングでは、毎日同じところを走っていると顔見知りもできて、飲むことが好きなので男女問わずわいわい集まって飲むことも多いのだとか。

とはいえ、仕事が多忙になると飲み会までは参加できないときもあり、久しぶりに集まりに出てみると「今日来てないけど◯◯くんとイイ感じなんだって!?」と、その日は不参加だったジョギング仲間の男性の名前を言われたそうです。まったく身に覚えのなかったCさんはすぐ否定したものの、仲間内でふたりが噂になっていたのは、その男性が勝手に「Cさんと仲が良くて付き合うかも」と言いふらしていたことが判明。

その後いろいろな人たちの話をまとめると、彼が一方的にCさんに好意を寄せていたために、他の男性を寄り付かせないようにした話のようでした。好意を持つのはいいとしても、本人にまったくその気がないときに、一方的に親密ぶりをアピールされて困惑したCさん。直接その話を男性に確かめると、「え? だって、俺たちもう付き合ってるようなもんでしょ」と、まるで付き合うことが当然というように悪びれもなく迫られ、怖くなったそうです。

結局Cさんのほうからジョギングコースも変え、飲み会にも行かなくなりました。なんだか腑に落ちない結末ではありますが、ちょっと違う感覚の相手とは、距離を置くのに越したことはありませんよね。

望まない人物に好かれてしまったら、すぐに離れて、安全地帯に居たいものです。次こそ、心から安心できる素敵な恋ができますように!

文・かわむらあみり

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