モテる女性はしません…! 婚活がうまくいかない女性の「NG言動」3選
婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第178回は、これまでに婚活で見聞きした、男女ともに結婚できない人に共通するある特徴をご紹介します。
1. 「普通の人」という基準が高すぎる
【結婚引き寄せ隊】vol. 178
恋活している女性や婚活している女性で、絶世の美男美女じゃないとイヤとか、相手の年収などにこだわりすぎているとか、いわゆる高すぎるハードルを持っている人ってそんなに多くありません。そんなときにたまに聞くのは、「べつにフツーでいいんだけどなぁ」という言葉。
以前、自身の婚活中に知り合った男性は「普通の家庭が持てれば十分」と言っていたけれど、よくよく話してみると、「やっぱり毎朝“普通”に和食を用意してくれるとか、家に帰ったら“普通”にお風呂を沸かして待っててくれるとか…」と、ごく当たり前に女性側だけが家事をする家庭を思い描いていました。つまりできれば相手は専業主婦か、共働きだとしても妻が夫のためにあれこれ動くことが“普通”という解釈。
婚活中知り合った女性にしても、「普通の男性でいいのに出会いがない」となげくので、どんな人がいいのか聞いてみると、「同世代ならせめて少しでも私より稼いでいる人か年上ならもちろん経済力のある人」で、「できれば学歴も身長も高いほうがいいよね」となる場合が少なくありませんでした。もちろん希望通りの人に出会って、うまくいったら最高ですが、なかなかそうならない場合は、普通といいながらも、思いがけず理想が高くなっているときもあるので、いま一度結婚相手の条件を見直してみると出会いが広がるはず。
2. 年下を探しすぎる
続いて、ちょっと縁遠くなってしまっている人で、とくに男性に多かったのは“年下を希望する”タイプ。筆者自身、たくさんの男性と婚活で出会ってきて、痛いほどわかりました、男性が女性の年齢を重視しがちなこと。ある程度見た目をきれいに整えていって、それまでの会話が盛り上がったとしても、年齢を言うと「もうアラフォーなんですね…」と遠い目をされたこともありました。
出会いを探している女性にしても、だんだんと年上女性と年下男性という組み合わせでのカップルも増えてきたこともあって「ヒモみたいなタイプはお断りだけど、ちゃんとした社会人なら年下でもいい!」という女性もいて。また、いまは年上女性が恋人というパターンがさほど珍しくないですが、以前は年下の男性との組み合わせが新鮮だったこともあって、なんとなく流行りのような感じで「年下の男性がいい」となってしまっている女性も…。
いずれにしても、年下とか年上とか、つまりは相手に希望する年齢が固定されすぎてしまっているわけです。年齢に限らず言えることでもありますが、「こうじゃないとダメ」とか「これがいいから他には目がいかない」というモードになっていると、そこに当てはまらなくても合う相手と出会っていても、自ら良縁をはじいてしまっているなんてもったいないことになってしまいます。
3. 自己主張が強すぎる
最後に、自己主張が強すぎるタイプも、なかなか結婚までたどりつかない場合もあるようです。たとえば仕事のプロジェクトや習い事など、目標を達成するために前にどんどん突き進む原動力として強さが功を奏することは多いものですが、それが婚活や結婚となると様子が変わります。
「これをしてくれない人はイヤ」とか、「俺の言うことが正しい」とか、「私に合わせてくれるよね」という考えがわりあい強かったり、自分ではサバサバしたタイプ程度のつもりが実は主張が強くて相手が疲れてしまったり…。結婚とは、将来ずっと一緒にいるパートナーと毎日をともにすることです。自分の意見を通すことが第一だと、相手を疲弊させてしまうことが目に見えているため、結婚生活を想像したときに相手から選んでもらいにくいものです。
とはいえ、なかには強気なタイプが好きという男女もいますから、そういう相手と出会えればいいのですが、けっこう時間がかかることも。なんにせよ、どんな関係も“ゆずりあい”の気持ちを忘れないでいたいものです。
一生懸命がんばっていてもあまり成果が出ないときは、ちょっと立ち止まってみてください。少し視点を変えるだけで、ぐんと恋活や婚活がうまくいくことも。みなさんの未来が輝きますように!
文・かわむらあみり
Information
かわむらあみりの本『どうしても、結婚したかった。1000人の男性と出会った私の婚活ラプソディー』(発行:東京ニュース通信社/発売:講談社)が2024年4月1日に発売♪
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