『鬼滅の刃』主題歌は「絆を意識した」MAN WITH A MISSIONジャン・ケン・ジョニーが語る新曲

【音楽通信】第140回目に登場するのは、圧倒的な技術と楽曲でロックファンの心を掴み、国内外で存在感を発揮している“究極の生命体5匹”からなるロックバンド、MAN WITH A MISSION(マン・ウィズ・ア・ミッション)のJean-Ken Johnny(ジャン・ケン・ジョニー)さん!

オオカミバンドだからこそ音楽が届きやすい


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Jean-Ken Johnny (ジャン・ケン・ジョニー/Gt・Vo・Raps)。special skills : 三点倒立 / GUITAR、favorite music : PUNK、my boom : チキンタツタ。


【音楽通信】vol.140
頭はオオカミ、カラダは人間という“究極の生命体5匹”からなるロックバンド、通称「マンウィズ」ことMAN WITH A MISSION。

2010 年に突如音楽シーンに登場して以降、クオリティの高い楽曲とパフォーマンスで瞬く間にロックファンの心を掴み、いまやスタジアムクラスの会場を即日ソールドアウトさせるほどの大人気バンド。また、数々のドラマや映画の主題歌を担当するなど確かな技術に根ざした多彩な楽曲を届け、日本のみならず海外でもツアーを展開し、国内外でその存在を知らしめています。

そんなマンウィズが『テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』のオープニングテーマとエンディングテーマを収録したmilet(ミレイ)さんとのコラボレーション作品「絆ノ奇跡 / コイコガレ」を2023年5月31日にリリース。

今回、マンウィズのメンバーで唯一“会話ができるオオカミ”のギター&ボーカル&ラップを担当するジャン・ケン・ジョニーさんに、音楽的なルーツなどを含めて、インタビューしました。

※ジャンケンさんの発言はananwebにて読者の皆様にわかりやすいよう、平仮名翻訳してお届けします。

――バンドのソングライティングを手がけるジャン・ケン・ジョニーさんの音楽的なルーツから教えてください。

自分自身のことでいえば、90年代に流行っていたオルタナティブロックや、音楽のカテゴリーでいうとグランジ、それとバンドサウンドにものすごくインスパイアされた記憶あります。バンドでよく聴いていたのは、ニルヴァーナやスマッシング・パンプキンズでしたね。

90年代はギターロックだけではなく、時代性もあいまって、ハイブリッドな音楽が流行していました。ミクスチャーですとか、パンク、メロコア、トラックミュージックも流行りだしていて。そのなかでとくにオルタナ、ギターロックが好きだったんです。つまり、いろいろな音楽が混在している「あの時代のファン」というのが、言葉として正しいのかなと。90年代の音楽そのもの、アメリカやイギリス問わず、さまざまなアーティストに影響を受けました。

――ジャンケンさんは作詞作曲や、ギターも弾かれるわけですが、楽器自体にはいつ頃から触れていたのでしょうか。

最初に触った楽器は、ギターもあるんですが、実はクラリネットも演奏したことがありますね。そのときはクラリネットなどの管楽器などをはじめとしたクラシック音楽に興味があったんです。


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――クラシックからロックまで知識があるスゴいオオカミですね。そもそもジャンケンさんが音楽の道を志したきっかけはなんでしょうか。

いちリスナーとしてバンドの音楽に興味を持ち始めたときに、見よう見まねでギターを演奏してみたり、歌を歌ってみたりしたことがあって、「非常に自分に合っているな」という感覚を覚えました。ほかのことに手を出すこともあったなかで、一番しっくりきたのは、やっぱり音楽をやっているとき、バンドをやっているときだと確信した記憶があります。そして自分が聴いているバンドさんが、海外のフェスで何十万というお客さんを自身の楽曲やメッセージで熱狂させているそのさまを見たときに、「いつしか自分も彼らみたいになりたい」という、夢を抱くようになりましたね。

―― MAN WITH A MISSIONとしてデビューしてから12年が経ちますが、当初から現在までの道のりはいかがでしたか。

2010年に始動した当初から、我々自体、みなさんが普段目にするようなほかのバンドさんとは風体が違うわけですよね。我々自身もそれを十分に心得たうえでみなさんの前に立ったとき、自分たちのメッセージ以上に、音楽そのものが届きやすいといいますか。オオカミバンドとして、アイキャッチになる、関心を集めるという意味では、すごく武器になっていて助かるなという印象があります。

普通に音楽をやっていると、いい曲や歌詞を書く、作品そのものに情熱を注ぐことをみんな第一に考えると思うんですが、それにプラスアルファして広げていく作業も重要。どうにかみなさんに自分たちの音楽を届けるというところで、苦労されているバンドさんをたくさん見てきました。そういったなかで、我々の場合、非常にユニークで特殊な形だといえます。それは日本のみならず、海外でライブをするときもすごく感じるところですね。

音楽は簡単に国籍を超えるとはいえ、演者がステージに立ったときに、どの国の人も一度は自分のフィルターのなかで「このバンドはどこの国からやってきて、どこの国の発音をしているのか」と考えてしまうことがあるような気がするんです。そのときに、ビジュアライズされた統一感を持っていると、国籍がどうというフィルターが逆に除外されて。「こいつらもうオオカミだから」と、国とかはどうでもよくて、音楽にフォーカスしようとなる。とくに海外で公演すると、我々の見た目がこういう形だからこそ、より音楽にフォーカスしてくれるというギミックに気づかされることが多いですね。

――マンウィズのメンバーとの出会いは、やっぱりご自身のなかでも大きなものでしょうか?

それは大きいですね。メンバーのなかで僕自身が音楽を作って届けるというときに、シンガーソングライターで単独でやっているわけではないので、自分以外のメンバーと音楽を作っている。その音楽を打ち出していることの有り難みは年月を重ねるほどに感じるところでもありますし、メンバーだけではなくスタッフとの出会いや、現在僕らがたどっているこの道のりも、その結晶なんだなと思っています。

「鬼滅の刃」の哲学と絆を骨子にした世界観の新曲


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Tokyo Tanaka(トーキョー・タナカ/Vo)。special skills : SLEEPING / SING A SONG、favorite music : CLUB MUSIC、my boom : ステロイド 注射。


――5月31日に、miletさんとコラボレーションされた、現在放送中の『テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』(フジテレビ系 毎週日曜 午後11時15分ほか)のオープニング主題歌「絆ノ奇跡 / コイコガレ」がリリースされます。すでにお茶の間でも流れている話題の新曲ですね。

ありがとうございます。「鬼滅の刃」の「刀鍛冶の里編」のストーリー上、柱である時透無一郎と甘露寺蜜璃の男女が主人公である竈門炭治郎たちと一緒に戦います。そこで、アーティスト側も男女混成のものにしたいとアニメを制作されているufotableさんからご提案がありました。そこで、デモを何曲か提案させていただいたんです。

――「鬼滅の刃」の主題歌という面でのプレッシャーはありましたか。

不安はなかったです。我々ができることは、楽曲の中でどれだけ自分たちの世界観とその作品を通じて共通項を見つけて、楽曲を提供できるかというところ。それはどんな場合でも変わらないですね。ただ、発信力がある作品に関わる、覚悟みたいなものは必要になりました。関わっている人、ご覧になっている人も含めて数が多いので、やっぱりちょっと襟を正し直したところはあります。

――「絆ノ奇跡」は、ジャンケンさんが作詞作曲を手がけていますね。始まりから三味線と尺八の音色も聴こえて和を感じさせますが、どういった点を意識して作っていかれましたか。

アニメのシリーズでは第四シリーズ目になるんですが、どうしてもアニメの曲は時系列を追うごとに、ハードルが高くなってしまうような気がするんですよ。やはり第一シリーズ目の曲がみなさんにとって思い出深いもので、非常にクオリティが高かったので、そのなかで我々がこのタイミングで出させていただくとなると、サウンド感からかなり異質なものやこれまでと少し違うものをお届けしたいと考えました。


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Spear Rib(スペア・リブ/Dr)。special skills : ONE MORE GOHAN / DRUMS、favorite music : HEAVY METAL、my boom : スペアリブ。


ストーリー全体に流れているものを彷彿とさせながら、「刀鍛冶の里編」の主題にもあったメッセージが書けるといいなあと思いまして。インパクトという意味では、おっしゃっていただいた和楽器を意外とみなさん使ってきていなかったので、そこがものすごく映えるようなアレンジにしています。

世界観では、僕自身がこの作品を読んで感じる「鬼滅の刃」の哲学と、全体の総括も含めたものをプラスしていて。竈門炭治郎が、誰も一人では何もできない、でも自分が死んだとしても次の人に繋いでいくんだ、というようなせりふを言う場面がところどころにあったんです。その思いをメインに押し出せるように着目した楽曲で、主軸を作り上げました。

――それでタイトルも「絆ノ奇跡」に?

はい、作中で一番確固たる主軸となっているもので、ほかのシーズンよりも絆をものすごく押していたイメージだったんです。炭治郎のせりふや、無一郎と家族の絆を全面に出されたストーリーだったので、そこを骨子にしました。

――ジャンケンさんは、いつもどんなふうに曲を作っていらっしゃいますか。今回は最初からテーマがあるものですが、普段バンドのために作る曲は、作り方やポイントが違うものなんでしょうか。

最終的に生み出すものは、自分が好きなジャンルだったり、世に出したい曲。僕の場合は、冒頭でも聞いていただいたように、90年代の音楽の大ファンでもあって、そこを継承した曲を作っていますね。ロックバンドとして、90年代の時代の音楽を継承しつつ、現在のモダンなロックバンドとしての在り方、たとえば新しい音色を混ぜながら作り上げていくのが、僕らの音楽の根幹になるのかなと。

さらにテーマがあるもの、「鬼滅の刃」ですとプラスそのサウンド感がどれだけ作品に寄り添って出せるかということですね。普段バンドで作る楽曲と、こういったアニメのタイアップで一番違うのは、やっぱりなぞるべきシナリオやストーリーというものがもう既に確立されているものの楽曲ということ。僕自身がその物語に没入して、ひとりのストーリーテーラー、なんなら登場人物のひとりになる。まるで物語を語るような作り方ができるというのは、ある意味ですごく助かる部分はありますね。

――今回作ってみて、まわりからの反響はありましたか。

ありがたいことに、過去に類を見ないぐらいたくさんの方々が反応してくださっています。おそらく“鬼滅の刃”の原作を最終回まで読んでいるようなヘビーユーザーの方からも「作品に寄り添って作られている」というような声もいただいて。僕自身、そうあってほしいなと思って作った楽曲なので、うれしい反応のひとつでしたね。


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DJ Santa Monica(DJサンタモニカ/Djs・Sampling)。special skills : 自家発電 / DJ、favorite music : HIP HOP、my boom : エコバッグ。


――ミュージックビデオでは、マンウィズとmiletさんが東京タワーの上階のステージで演奏しています。

実はフルCGなんです。僕は高所恐怖症なので、あんな高い場所で演奏できないです(笑)。

――なんと(笑)。まるで本当に上階にいるようで、迫力のある映像です。

とても美しいCGを作っていただいて、カッコいいミュージックビデオに仕上げていただきました。

――miletさんとは、今回組まれてみていかがでしたか。

以前、僕らのアルバムの楽曲をコラボさせてもらったり、うちのバンドのベースのカミカゼ・ボーイとBOOM BOOM SATELLITESの中野雅之さんがmiletさんの曲をプロデュースさせていただいたりと面識があって。でも、あらためて今回のコラボは、初めての試みでもあったので、心強かったですね。

――エンディングテーマ「コイコガレ」は、miletさんをフィーチャーした楽曲ですが、編曲はマンウィズのみなさんが担当されています。

そうなんです。作詞作曲は梶浦由記先生がしてくださっていて、アレンジに関しては我々が演奏させていただいて。基本的に、うちのバンドのカミカゼ・ボーイが陣取って、いろいろなアレンジをやらせていただきました。MAN WITH A MISSIONらしいバンドアレンジにしていこうということで、梶浦先生とお話したうえでやらせていただいて。

実際に演奏してみると、すごく楽しかったです。僕らがこういった形での編曲を担当するのは初めての体験で、しかも梶浦さんの作品で。お恥ずかしながらレコーディングに立ち会ってから気づいたんですが、ほかのアニメ作品のサウンドもたくさん手がけてこられた作家さんで、「魔法少女まどか☆マギカ」(2011年)など僕が好きな作品の音楽も作っていらして「まさかこの方と一緒になるなんて」と驚きました。

――いろいろな発見もあったのですね。そして現在、約4年振りのワールドツアー「MAN WITH A MISSION World Tour 2023~WOLVES ON PARADE~」を開催中です。5月と6月は北米とUK&ヨーロッパツアー、さらに日本では7月から9月まで全国ホールツアーですね。

これまでなかなか海外公演が難しい状況でしたが、やっとコロナ禍がおさまってきて。海外でライブをして来た友達のバンドなど、みんなすごくうれしそうな顔で帰ってきているのを目の当たりにしていました。僕も今回のツアーで、とくにアメリカとヨーロッパに久しぶりに行けることは楽しみで仕方がないですね。


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Kamikaze Boy(カミカゼ・ボーイ/B・Cho)。special skills : HUNTING / BASS、favorite music : ROCK、my boom : テキーラ。


――最初のほうにもお話しくださいましたが、海外公演でもオオカミのビジュアルがあるからこそ、純粋に音楽に焦点をあてて聴いてもらえると。実際、日本と海外でのステージでの見せ方や意識の違い、オーディエンスの反応などは異なるんでしょうか。

我々のほうではとくに何も変えていません。唯一、変えているところがあるとしたら、めちゃめちゃ英語でしゃべるぐらいですね(笑)。話の持っていき方とか、英語のバラエティ脳で笑わせにいかないと通じないので、変えているのはそれぐらいです。演奏そのものやバンドとしてのコンセプチュアルな音楽の届け方という意味では、何ひとつ変えていないと思います。

――そういえば、ジャンケンさんは、ものすごく英語がご堪能でしたね?

そうですね、基本的に英語が扱えるオオカミでございます(笑)。

――スゴい(笑)! ではよりダイレクトに海外のお客さんの声や反応がわかりますね?

わかります。海外の音楽リスナーのほうが、音楽に対する反射速度がはやい気もしていますね。たとえば日本のお客さんは、ライブが始まって2、3曲やってMCをやった瞬間に、MCで話すことも含めてから「あ、このバンド好きかも」と反応するとすると、海外の人は1曲終わったときにもう「あ、俺好きだわ」と反応しているといいますか。それはもしかしたら、ロックミュージックというものに対するカルチャーが全然違うからなのかもしれないですね。ライブ文化は日本より海外のほうが圧倒的に成熟している国が多いので、音楽を聴いたときの反射神経が違うように感じます。

――ワールドツアーはどんなステージになっていますか。

海外ツアーは4年ぶり、もしくはもっと長く行けなかった場所も多いので、我々がその間に発売した2枚組のアルバムなどの楽曲をメインにお届けすると思います。さらに、今回のシングル曲も、いち早く披露する可能性も高いですね。日本のホールツアーに関しては、それもひっくるめて、大勢のお客さまの前でやらせていただく展開に。これだけ長期のツアーに出ること自体が久しぶりなので、楽しみです。

夢を見続けて走り続け、ずっと音楽を作りたい


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――大変お忙しいオオカミのジャンケンさんですが、お休みの日は何をしていますか。

家では、撮り溜めたテレビ番組をひたすら観ていますね。大河ドラマが好きなので、いまは『どうする家康』をひたすら観ていて(笑)。そして過ごしやすい季節ですから、外ではウォーキングやランニングもよくしています。

――ツアーなどで何かと体力も必要になりますが、コンディションを保つために気をつけていることはありますか。

からだが資本でもありますので、必要最低限の体力作りは気をつけています。とはいえ、あまり気張ってやることはないですね。ジムに通うようなところまではしませんが、一応筋トレぐらいはするようにしています。

――あとは、さっきおっしゃっていたウォーキングとか?

そうですね。足腰は重要です(笑)。演奏のためというよりも、単純に長い目で人生を考えたときに、足腰は鍛えておいたほうがいいなと思っています。

――マンウィズの公式YouTubeで、手料理を披露されている動画を拝見したのですが、普段料理をすることも?

普段は料理を作らないんです。できれば、あの動画がananwebの読者の方に見つからないことを祈ります(笑)。

――あはは(笑)。ちなみに、休日にほかのメンバーの方と出かけるようなことはあるんでしょうか。

オフの日に出かけることはほとんどないですね。ただツアー中のオフ日は、行動をともにすることがけっこうあります。ライブ後の食事や打ち明けは、だいたい全員一緒にいますし、この間はオフ日にメンバーとスタッフで、映画『THE FIRST SLAM DUNK』を観に行きましたね。


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――そういえば、ジャンケンさんは漫画がお好きでしたね? いまオススメの漫画はありますか。

漫画はすごく好きなので、いろいろな作品を読むんですが、以前からずっと推しているのは、電子書籍で買える漫画の『堕天作戦』(山本章一 著)という、非常に美しい SFファンタジーです。とくに、登場人物が紡ぐ言葉、せりふがものすごく美しくて。なんなら僕、楽曲を書くときも漫画や小説といった、琴線に触れる言葉にイマジネーションが湧くんですよね。そんな言葉やシチュエーション、設定にあふれた、すごく凝ったSF漫画です。

――いろいろなお話をありがとうございました! では最後に、今後の抱負をお聞かせください。

そもそも我々がいまやっていること、道中自体がものすごく幸せなことだと感じています。本当に青臭いですが、ずっと夢の続きを見させてもらっているようだなと。最初に少しお話しさせていただきましたが、海外のフェスの映像を観て、バンドが海外のフェスのヘッドライナーに立つ瞬間、何十万という観客がボーダレスに音楽を楽しんでいる姿に憧れて。そのバンドがどこの国の人かなんて気にせず、そのバンドそのものを目当てに来る期待感や空気感がものすごく伝わってくる、あの感じが大好きなんです。

MAN WITH A MISSIONがいつかそういったバンドになれればというのは、夢のひとつでもありますし、我々はいまその道中の最中で夢を見続けて、走り続けています。今後もずっと音楽を作り続けることが、永遠の目標のひとつですね。

取材後記

国内のみならず、海外でもエネルギッシュに活動されている、MAN WITH A MISSION。今回、ananwebにご登場いただいたギター&ボーカル&ラップを担当するジャン・ケン・ジョニーさんからは、インタビューをさせていただく間も、音楽に対する愛情や情熱をひしひしと実感。クレバーでいて、ユーモアもある、会話ができるカッコいいオオカミのジャンケンさんでした! そんなマンウィズのニューシングルをみなさんも、ぜひチェックしてみてくださいね。


取材、文・かわむらあみり ライブ写真・酒井ダイスケ

MAN WITH A MISSION PROFILE


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Tokyo Tanaka(トーキョー・タナカ/Vo)、Spear Rib(スペア・リブ/Dr)、Jean-Ken Johnny (ジャン・ケン・ジョニー/Gt・Vo・Raps)、DJ Santa Monica(DJサンタモニカ/Djs・Sampling)、Kamikaze Boy(カミカゼ・ボーイ/B・Cho)の頭はオオカミ、身体は人間という究極の生命体5匹からなるロックバンド。

2010年11月、ミニアルバム『WELCOME TO THE NEWWORLD』で全国デビュー。2011年6月、アルバム『MAN WITH A MISSION』でメジャーデビュー。以降もコンスタントに作品を発表し、多くのテレビCMやアニメ、ドラマ、映画の主題歌を担当。幅広い層に支持されるなか、日本国内のみならず全米デビューも果たす。

さらには日本武道館、横浜アリーナ、幕張メッセ、さいたまスーパーアリーナ、阪神甲子園球場でそれぞれのワンマン公演を即日ソールドアウトさせ、海外でのツアーも行うなど国内外でのライブ活動を精力的に展開し、世界からも注目を浴びている。

2023年5月31日、MAN WITH A MISSION×miletコラボレーション作品となるニューシングル「絆ノ奇跡 / コイコガレ」をリリース。3月から「MAN WITH A MISSION World Tour 2023〜WOLVES ON PARADE〜JAPAN TOUR」の「LIVE HOUSE MISSION」とした全国ライブハウスツアー、5月から「North American MISSION」とした北米ツアー、6月からは「UK&Europe MISSION」としたイギリス&ヨーロッパツアー、7月からは「HALL MISSION」と題した全国ホールツアーを開催中。

Information


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New Release
「絆ノ奇跡 / コイコガレ」

(収録曲)
01. 絆ノ奇跡
02. コイコガレ
03. 絆ノ奇跡 -Instrumental-
04. コイコガレ -Instrumental-
05. 絆ノ奇跡 -TV ver.-
06. コイコガレ -TV ver.-

2023年5月31日発売
*収録曲は全形態共通。

(通常盤)
SRCL-12512(CD)
¥1,320(税込)

(初回生産限定盤)
SRCL-12510〜1(CD+DVD)
¥1,760 (税込)

【DVD収録内容】
01. 絆ノ奇跡 Music Video 02.コイコガレ Music Video

(期間生産限定盤)
SRCL-12513〜4(CD+DVD)
¥1,760(税込)

【DVD収録内容】
01. テレビアニメ『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編 ノンクレジットOP映像
02. テレビアニメ『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編 ノンクレジットED映像
*ジャケ写はテレビアニメ『鬼滅の刃』描きおろしイラスト。


MAN WITH A MISSION オフィシャルサイト
https://www.mwamjapan.info/

MAN WITH A MISSION Twitter
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MAN WITH A MISSION YouTube
https://www.youtube.com/@mwamjapan8665/featured