テレビはおともだち カラフルなポニーが女の子のハートをわしづかみ!「マイリトルポニー ~友達は魔法~」【テレビはおともだち】
この連載は……
ママになって、子ども番組の斬新さと奥深さに感動した!というライターのかわむらあみりさんが、娘のうーちゃんと日々楽しんでいる「テレビ番組」について綴ります!
世界中で放映されているキュートなキャラクターが描く友情物語
第15回目にピックアップするのは、アニメ「マイリトルポニー ~友達は魔法~」です。このアニメは、2020年3月以内までBS放送局「Dlife」でオンエア中ですが、わが家ではもっぱら「Amazonプライム・ビデオ」にある同番組を鑑賞しています(Fire TV Stickというデバイスを使い、テレビ画面で視聴しています)。
「マイリトルポニー」と聞いても、日本ではメジャーな印象がないかもしれませんが、もともとはアメリカ発のポニーをかたどったおもちゃとして始まった後、世界中でアニメシリーズが放映されているんです。だからアニメよりも、ポニーのイラストのあるグッズやぬいぐるみなどを見たほうが、ピンとくる方もいるはず。
とはいえ、まったくこのアニメを知らなかった私に、その存在を教えてくれたのは、娘・うーちゃんです。保育園のお友だちとの女子トークのなかで、同アニメのことが話題になったことがあったようで、ある日、「ママ〜、ポニー観るから、Amazonつけるね」と言われて以来、一緒に観るようになりました。
内容は、魔法の国を舞台に、ポニーたちの友情と活躍を描いた冒険ファンタジーなのですが、出てくるユニコーンやらペガサスやらのキャラクターが実にカラフル! 動物をモチーフにしたアニメは多いものの、だいたいはイヌやネコといった身近なところに落ち着くものですが、このアニメは“馬”にフォーカスしていて珍しい。
それに、パープル、ピンク、オレンジ、イエロー……などの色とりどりのキャラクターはファッショナブルで、馬のたてがみの部分を女の子の髪の毛に見立てて、それぞれきれいに風になびいて、なんともキュート。アニメ全体の色使いもチャーミングで、保育園で幼い子どもたちが、女子トークしてしまうのもわかる気がします。
うーちゃんに限らず、いつの頃からか気がつくと、女の子たちはキラキラしていたり、カラフルだったりするものに心を奪われがち。「マイリトルポニー」はそういった意味においても、女の子がどハマりしてしまう要素が盛りだくさん!
それに、ユニコーンやペガサスやポニーたちなどの気持ちが行き違ってしまい、どうやって仲直りするのか、仲間と息を合わせていくのかというフレンドシップを育めるストーリーも勉強になりそう。
主題歌は英語なのですが、軽快に歌われる「MY LITTLE PONY〜♪」がポップで、子どもにも入り込みやすい世界観がウケているんだろうなあと思っていると、やっぱりうーちゃんも「マイリル〜ポ〜ニ〜」と歌っていました。
こうして女の子たちのハートわしづかみにしている「マイリトルポニー ~友達は魔法~」は、これからもうーちゃんを楽しませてくれそうです。