【今月のエンタメ】おうちでも楽しめるアニマルムービー&ピクチャー! 全国から選りすぐりの注目スポットのSNSをお届け

【今月のエンタメ】おうちでも楽しめるアニマルムービー&ピクチャー! 全国から選りすぐりの注目スポットのSNSをお届け

この連載は…… そのときどきで、子どもやママ、家族などで楽しめる「エンタメ情報」をライターのかわむらあみりさんが、月イチでお届けします!

Hanakoママをご覧のみなさん、いかがお過ごしでしょうか。
すっかり夏らしさを感じる日々となりましたが、お子さんが夏休み中というご家庭も多いのでは。とはいえ、まだコロナ禍の影響で、以前のようにはレジャーに行きにくいという方もいるかと思います。

そんなときに、おうちでもレジャー気分が楽しめる、いま話題の「ほっこりアニマルムービー&ピクチャー」を全国から厳選!

【今月のエンタメ】第2回は、大阪府「天王寺動物園」・高知県「桂浜水族館」・東京都「上野動物園」をご紹介します。

氷柱のリンゴなどの果物が涼やかですね♪ 写真提供:天王寺動物園

関西といえば大阪「天王寺動物園」の夏の風物詩

1915年に開園し、2020年で開園105周年を迎えた、長い歴史を持つ「天王寺動物園」。約11ヘクタールもある園内には、およそ180種1000点の動物たちがいて、大阪のオアシスとしてたくさんの人たちを和ませています。動物園は「天王寺公園」の中にあり、「天王寺公園」には他にも、純日本風の庭園「慶沢園」や「大阪市立美術館」などの見どころが満載。

大阪出身の筆者は、上京して結婚後も子どもや両親と一緒に遊びに行くなど、「天王寺動物園」には、小さい頃から何度も訪れてたくさんの動物たちに元気をもらいました。近くには日本一高いビル「あべのハルカス」や「通天閣」もあって観光にもピッタリ。最近では、「天王寺動物園」のコロナ禍での動物園営業の様子が、ドキュメンタリー番組『情熱大陸』(TBS系 毎週日曜午後11:00)で密着紹介されるなど、メディアでも注目されています。

そんな「天王寺動物園」が毎年行なっているのは、1年でもっとも暑いとされる「大暑」の日にちなんだ、ホッキョクグマへの氷柱プレゼント。夏バテしていても食欲が増すように、果物が入った特製の氷柱は、見ているこちらも冷たくて涼しげですよね。食べた後に、水の中に入ってスイスイ泳ぐホッキョクグマの「気持ちいい〜」という表情も見逃せません。

天王寺動物園
住所:〒543-0063 大阪市天王寺区茶臼山町1-108
開園時間:9時30分〜17時 入園は16時まで(5月・9月の土日祝日は18時まで開園、入園は17時まで)
休園日:毎週月曜日(休日にあたる場合は翌平日)
入園料:(一般)大人500円、小・中学生200円、未就学児 無料
(団体や年間パスポート料金はオフィシャルサイトをご確認ください)。

※混雑時は入園制限を行う場合もあります。混雑状況やお知らせのご確認はオフィシャルサイトをご覧ください。

最高のロケーションにある高知「桂浜水族館」が話題

自然のなかでのびのび過ごす動物や飼育員さんが話題。 写真提供:桂浜水族館

1931年に創立された、高知の名勝・「桂浜」公園の浜辺にある「桂浜水族館」は、高知県博物館第1号としても、県民のみなさんから親しまれてきました。桂浜や土佐湾を一望しながら館内を鑑賞できるという、自然環境の豊かさが魅力。桂浜公園には、土佐が生んだ英雄・坂本龍馬像もあり、最高のロケーションにある水族館です。

筆者は高知県に縁があり、両親や家族と一緒に訪れた際、この桂浜公園にも行きました。そびえ立つ坂本龍馬像の横の特設展望台に登って、坂本龍馬像と同じ目線で太平洋を見つめたことも。また、「高知県立坂本龍馬記念館」も近くにあるので、歴史好きにも楽しめるスポットといえそう。歩いてすぐのところにある「桂浜水族館」は、お笑い芸人・尼神インターの渚さんが常連だそうで、カピパラの赤ちゃん2匹に「ムム」と「テテ」と命名するほどなんですよ。

そんな「桂浜水族館」は、公式マスコットキャラクター「おとどちゃん」が、トド目線で前衛的なツイートをすることが話題。さらに、 “イケメン飼育員”が多数在籍していることが情報番組などでも取り上げられ、一躍脚光を浴びています。動物の様子や飼育員さんのことをツイートしている公式ツイッターは、8月中旬の時点で、17.6万人ものフォロワー数が! 動物は主にインスタグラムで、イケメン飼育員さんはツイッターで、おうちでほっこり見られるのがいいですね。

桂浜水族館
住所:〒781-0262 高知県高知市浦戸778 桂浜公園内
開館時間:9時〜17時
休館日:年中無休
入園料:(個人)一般1200円、小・中学生600円、幼児(3歳より)400円

*団体料金やその他お知らせなどはオフィシャルサイトをご確認ください。

東京「上野動物園」のジャイアントパンダ動画にほっこり

ジャイアントパンダのシンシンです。とっても癒されますよね♪  写真提供:(公財)東京動物園協会

1882年に農商務省所管の博物館付属施設として開園した、日本で最初の動物園が、「上野動物園」です。都心部にありながら、自然とその景観を維持している都市型動物園で、約350種2500点の動物たちがいます。なかでもジャイアントパンダは、たくさんのファンの方がいるほどの人気者。

東京都在住の筆者はもちろん家族で行ったことがありますが、歴史の長い「上野動物園」には都民ではなくとも、一度は足を運んだことがあるという方もいるかもしれませんね。園内には、オカピやコビトカバといった珍しい動物もいますし、「上野動物園」のある「上野恩賜公園」には、「国立科学博物館」「国立西洋美術館」ほか博物館や美術館もあるので、多角的に遊べるスポットだといえます。

そんな「上野動物園」は、都立動物園・水族園の公式サイト「東京ズーネット」のYouTubeチャンネルで、動物たちの動画を配信しています。やっぱり見たくなるのは、ジャイアントパンダの姿。ただ、現在は新型コロナウイルス感染拡大防止の一環として、3密を避けるために、パンダ舎内では撮影ができません。こんなときはクーラーのきいた部屋で、ゆっくりパンダ動画を鑑賞するのもオススメですよ。

上野動物園
住所:〒110-8711 東京都台東区上野公園9-83
開園時間:9時30分〜17時
休園日:月曜日(月曜日が国民の祝日や振替休日、都民の日の場合はその翌日が休園日)、年末年始(12月29日~翌年1月1日)
入園料:(個人)一般600円、65歳以上300円、中学生200円、都内在住・在学の中学生と小学6年生までは無料(団体や年間パスポート料金はオフィシャルサイトをご確認ください)。

※開園時間は変更することがあります。一部の月曜日を開園することもあります。
※入場には、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当面は開園時間の短縮や入園者数の制限があります。事前に整理券による予約が必要ですので、詳しくはオフィシャルサイトをご確認ください。

取材・文:かわむらあみり