「ズボンはしかく!」とノリノリで歌ってしまう、アニメ『スポンジ・ボブ』のハイテンションな海底都市の世界【テレビはおともだち】

「ズボンはしかく!」とノリノリで歌ってしまう、アニメ『スポンジ・ボブ』のハイテンションな海底都市の世界【テレビはおともだち】

この連載は……

ママになって、子ども番組の斬新さと奥深さに感動した!というライターのかわむらあみりさんが、娘のうーちゃんと日々楽しんでいる「テレビ番組」について綴ります!

ハイテンションな世界観に大笑い

第25回目にピックアップするのは、アニメ『スポンジ・ボブ』(NHK Eテレ 毎週土曜 午後6時)です。

『スポンジ・ボブ』は、アメリカのケーブルテレビのニコロデオン・チャンネルで絶大な人気を誇る、テレビアニメ・シリーズです。深い海の底にある海底都市「ビキニタウン」に住む、黄色くて四角い「スポンジ・ボブ」が主人公。

明るくて前向きなスポンジ・ボブは、家具付きのパイナップルのお家にペットのカタツムリ・ゲイリーと一緒に住んでいて、バーガーショップ「カニカーニ」で働いています。大親友のヒトデ・パトリックや、リスの女の子・サンディたちなかまと、賑やかに過ごす様子をユーモラスに描いたアニメなんです。

そのキャラクターはなんとなく知ってはいたものの、リアルタイムで『スポンジ・ボブ』を観ていなかったママは、娘・うーちゃんがたまたま観るようになってから、パパが録画。毎回、ゲラゲラ笑いながら、ときどき実写も入る不思議なアニメのスポンジ・ボブ・ワールドを鑑賞しています。

いかにもアメリカのアニメという感じのカラフルな色合い、個性的でわかりやすいキャラクター、とことんコミカルなストーリーが、子どもにもおとなにもウケるのは納得。軽快なオープニングテーマの合いの手となる「♪スポンジ・ボブ、ズボンはしかく!」も、ついノリノリ且つ元気いっぱいに歌ってしまう、うーちゃんとママ。

あまりそのキャラクターについて詳しくないママは、「スポンジ・ボブ」という名の通り、てっきり洗い物などに使う「スポンジ」が擬人化されて主人公になったのかと思っていましたが、今回エッセイを綴るにあたり調べると、なんとボブは海綿なんですね。

さすがにうーちゃんは、まだボブがなんなのか知らないと思い、「スポンジ・ボブって、なんだと思う?」と聞いてみました。すると、「なんかねー、海の動物!」と、即答。どうやらパパが教えていたようです。

そ、そうか。ママより年下のパパのほうが記憶にあるよね、『スポンジ・ボブ』……と思いながら、どのくらいの人が海綿動物だって知っているんだろうなあと、ふと思ったママなのでした。

ハイテンションな楽しさ全開のアニメ『スポンジ・ボブ』は、これからもうーちゃんを楽しませてくれそうです。