コラム玉森裕太&間宮祥太朗にキュンです!『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』気になる上白石萌音の恋の行方

こんにちは、テレビウォッチャーで、ライター・エディター・コラムニストのかわむらあみりです。Suits womanでテレビをテーマにした連載コラムを書いています。

今回は、火曜ドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(TBS系 毎週火曜 午後10時)をご紹介します。

自然体で魅了する上白石萌音

ドS編集長に翻弄される姿に毎回ハラハラ。 ©TBS

現在放送中の上白石萌音さん主演のドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』は、田辺茂範さんの脚本による胸キュンお仕事&ラブコメディー。田辺さんといえば、2020年1月期に同じTBS火曜ドラマ枠で放送された、上白石さんと佐藤健さんが共演して話題となったドラマ『恋はつづくよどこまでも』のParaviオリジナルストーリーの『まだまだ恋はつづくよどこまでも』 の脚本も担当していますが、今回のドラマでもこのときのスタッフが再集結しています。

「ボス恋」こと『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』は、『音羽堂出版』のファッション雑誌『MIYAVI』の編集部が舞台。そもそも「仕事も恋愛もほどほどに。人並みで普通の幸せを手にしたい」という、田舎育ちで安定志向の上白石さん演じる主人公・鈴木奈未は、備品管理部の面接を受けたものの、ひょんなことから『MIYAVI』に配属され、菜々緒さん演じるパリ帰りの超ドS鬼編集長・宝来麗子の雑用係になることに。

上白石さんは“超ドS鬼上司”の菜々緒さんに振り回される役ですが、前回のドラマ『恋はつづくよどこまでも』でも、佐藤さんが演じた“魔王”の異名を持つ“ドS”の循環器内科医に振り回される新人看護師役でした。“ドS”に縁のある上白石さんですが、その愛くるしいルックスは、男女問わずつい応援したくなるような親近感にもあふれています。

さまざまなトラブルに負けずに向かっていく姿も愛おしい。ⒸTBS

一見、どこにでもいそうな親しみやすさを醸し出しているものの、やっぱり「どこにもいない」真の女優である、上白石さん。「ボス恋」では、超ドS上司の雑用係として奮闘しながら、自分にとって本当に大切なものは何かを見つけていく奈未役を実にナチュラルに演じています。

劇中で奈未が恋するのは、最初は知らなかったがあとで超ドS鬼編集長・麗子の弟だと判明した“子犬系御曹司”のカメラマン・潤之介。そしてこの潤之介役を演じる、Kis-My-Ft2の玉森裕太さんに「もうたまらん!」と、キュンキュンさせられている女性視聴者が激増中です。続いては、そんな玉森さんや他のキャストのみなさんにも迫っていきましょう!

“子犬系”と“ワイルド狼系”男子に胸キュン

連続ドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』は、ファッション雑誌『MIYAVI』の編集部を舞台に、安定志向の主人公・鈴木奈未(上白石萌音)が、超ドS鬼編集長・宝来麗子(菜々緒)の下で奮闘する成長物語です。

もともと奈未は、片思いの幼なじみ・日置健也(犬飼貴丈)を追いかけて、上京。婚約者がいながらも奈未に対して思わせぶりなところもあり、健也のことを諦めた頃、カメラマンの潤之介(玉森裕太)と急接近して付き合うことになり、奈未と潤之介の絆は深まっていきます。

前回放送された第7話では、奈未の家族が上京し、仕事で不在の奈未にかわって潤之介が東京観光を案内する場面がありました。奈未の父・義郎(橋爪淳)や母の真未(宮崎美子)、妹の多未(山之内すず)は、親切な潤之介をべた褒めし、メロメロ。

なかでも、スカイツリーで優しく真未の手を引いたり、多未の頭をポンポンしたり、子犬のような可愛さで無邪気にあらゆる年齢層の女性のハートをキュンキュンさせる潤之介役に、ジャニーズアイドルとしても活躍されている玉森さんはピッタリだと思いました。胸キュンシーンの数々は、まるで玉森さんと一緒にデートしているような新感覚。こ、これはやばい。

そして劇中では、潤之介の幼なじみで元カノのヴァイオリニスト・蓮見理緒 (倉科カナ) が未練を吐露したり、奈未に告白した『MIYAVI』の“ワイルド狼系”敏腕編集者・中沢涼太(間宮祥太朗)や、その中沢に思いを寄せる編集アシスタント・和泉遥(久保田紗友)らの恋の行方にハラハラ。

潤之介派?中沢派?とSNSも湧くほど、恋愛模様も話題に。 ©TBS

筆者も以前は雑誌編集部で働いていたので、編集部で働く登場人物を微笑ましく見つめてしまうなか、“ザ・男気”といった感じの中沢役を演じる間宮さんにも注目してしまいます。真摯に誌面作りに取り組み、「バカにするような仕事にこそ、仕事の本質があるんだよ」などの名言を放つ中沢は、一途な奈未への思いを抱えながらも、バカがつくほど真面目。

アクシデントで奈未と同じ宿に泊まれるとなった場面でも、「もしお前が俺の彼女だったら俺はお前が他の男と泊まるのは嫌だ」と去り、なんと朝まで奈未がなくしたブレスレットを探すという……(涙)。しかも、それは潤之介からのプレゼントだと知っていながら。そんな“ワイルド狼系”中沢と“子犬系御曹司”の潤之介は、違うタイプだけれど、どちらも見逃せないイケメンゆえに、女性視聴者のハートを鷲掴みに。

一方、ちょっと大人の恋としては、超ドS鬼編集長・麗子と、『音羽堂出版』の副社長・宇賀神慎一(ユースケ・サンタマリア)の距離が縮まるのかどうかも、気になるばかりです。それに、いいところで流れるKis-My-Ft2が歌う主題歌『Luv Bias』も、切ないラブソングでいい感じ。

そんな「ボス恋」の次回、3月2日放送の第8話は、迫りくる音羽堂出版社の吸収合併と『MIYAVI』の廃刊危機を乗り越えるべく、COACHとMIYAVI、そしてISOBEの3社がコラボレーションする化粧水のプロジェクトへ向けて編集部は動き出します。

奈未は特集記事の磯辺 (近藤芳正) 社長の紹介欄の執筆を任され、自分の原稿が初めて雑誌に載ると期待に胸を膨らませています。潤之介との仲は距離がグッと縮まったことで、仕事中も、潤之介との半同居生活を思い出してはニヤけてしまう奈未。

そして一度、金沢の実家へと帰った潤之介。母・香織 (高橋ひとみ) に宝来グループを継ぐことを前向きに考えていると告げるものの、付き合っている彼女を連れて帰って来いと言われ……。次回も要チェックです!

火曜ドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』
https://www.tbs.co.jp/BOSSKOI_tbs/